かくのごとく・・一切の存在を・・如是庵
昨夜は風が強く、ひと晩中雨戸を叩いていました。浜松地方は夜間荒れた天気になりました。そんな中でも、二度救急車のサイレンが聞こえました。
昨日は、先日行った細江町の自然園北山「如是庵」の話をしたところ、友人からもう一度行かないか、と誘いを受け行くことにした。ところで、如是と言う意味、どういう意味かな?という質問を受け、なんでも奥山方広寺元官長の足利紫山禅師がなずけたものだよ、と答えたがどうも説得力がない。それで「如是」の言葉を舌にのせ、転がせながら調べるとこんな意味らしい。
かくの如く、このように、一切の存在を・・この言葉は、いつでも、どこでも、誰にでも当てはまるものであり、日常生活に生かしていけば、毎日を前向きに生きていくことができ、私たちを幸せな人生へと導いてくれる、と言う深い意味があったのです。
名前ひとつ、実はこんなに深い意味があったんだ・・と思うと、今更ながら紫山禅師の人々に対する思いやりに頭が下がった。ところで、どんな所でも、三度は行かないと本当の良さは分からぬと言われる、今度は、そうした知識をもって改めて如是庵さんを尋ねるとしよう。
精進懐石料理、山々に囲まれ、格式の高い山荘、由緒ある部屋で、女将の料理はどれも絶品です。