気の早い話しながら・・
きょうははクリスマでスね、きのうは家の孫娘にクリスマスケーキをプレゼント、うれしそうだったなぁ。その孫娘も希望の大学推薦入学が決まり一安心、大きくなったもんだ。それだけ吾輩が歳を重ねたということ、複雑な気持ちだよ。
ところで、気の早い話しながら、歳が明ければそろそろ梅の便りも聞かれる、そこで先走って少し梅について調べてみた。わがやは薬屋、梅は漢方の材料でもあり、多少の知識も持ち合わせないとね。
梅は中国原産の落葉高木で、かなり古い時代に渡来した。和名は「鳥梅」の中国語の発音、ＷＯＭＥＬに由来するらしい。古来より食に関し「塩梅」という言葉があるが、料理の中で大切な役割を持つ塩と組み合わされ、五臓の働きを調整、調和する薬と理解される。
また、梅干しの歴史は古く、平安時代に息切れの薬として貴重品扱いされた。梅干しが庶民のものとなって普及したのは、江戸時代に入ってからといわれる。
後醍醐天皇のころ、右大臣であった菅原道真が大宰府に流される時、自庭の紅梅を愛しんで「東風吹かば 匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」と詠んだ。以後梅は、天満宮や天神様の象徴となった。
（写真は、昨年２月７日、清水邸で撮影したものです）
私のブログの原点、わが里に今咲く花、移りゆく自然を眺め、世の中の事象を徒然に綴ります。今年もあと、一週間ですね。