安倍総理の真珠湾訪問に思う
今日、安倍総理が真珠湾を訪問して戦艦アリゾナの記念館で「和解と不戦の誓い」を述べる。今年5月オバマ大統領が広島の原爆記念館を訪問献花し、今回、安倍総理が真珠湾を訪問、献花して慰霊と和解を行なう、これをして太平洋戦争も開戦から75年を経て和解の時を迎える、歴史の区切り、そう考えたい・・
振り返って、この太平洋戦争は、本当に一方的にわが日本が開戦の責任を負うことでしょうか? 今回の和解に水を差すつもりはないが、ここに東条英機大将のお孫さんにあたる東条由布子さんの著書がある。私は東条由布子さんが愛知県幡豆町三ケ根山「ゆうとぴあ三ケ根」で慰霊活動をされていた際訪れいただいたものだが、それを読むと、東条英機大将は「私は最後までこの戦争は自衛戦であり、現時承認せられる国際法には違反せぬ戦争なりと主張します」と決して日本は侵略戦争をしたのではなく、自衛のための戦争だった、と東京裁判において主張し続けたという。
戦争とは、いつの世も勝者が正義。日本が平和になった現在、そして和解に動いている現在、それに水を差すつもりはないが、私たちの先人が日本を守るためとった行動だった、と知ることも無意味ではない、そう思うのだ。いずれにしても太平洋戦争を語れる人も少なくなった、近い将来、歴史の1ページとして語り継がれることになろう。