巨樹は語る

自然の老樹に畏敬の念を抱くのはその樹がただ古いだけではない。幾星霜、世の移り変わりを見、人や虫や鳥の生死を泰然と眼下に見下ろしてきたそのこと自体に、ある種の厳粛さを感じるのだ。
「巨樹、巨木には神が宿る」と言う人もあり、地域の歴史の生き証人でもある。そこで静岡県の巨木をランク別にみて見るのも面白い、調べてみた。

まずは、静岡県で最も古く巨樹を誇るのは
        伊豆和気神社の大楠、樹種・クスノキ、
        幹回り23、5m、樹高20メートル(国指定天然記念物)
    浜松地方では
     ・浜松八幡宮の「雲立ちの楠」 ベスト6位にランク
     ・天竜区春野山の「春埜杉」 12位にランク
     ・天竜区下百古里武速神社「将軍杉」 18位にランク
     ・見付天神天神の楠「見付天神の楠 19位にランク
   何れも県指定、天然記念物である。

浜松地方で最も有名なのは、浜松八幡宮の「雲立ちの楠」である。静岡県の巨木の6位にランクされていて、樹高15m、幹回り13m、県指定天然記念物に指定されている。ちなみに巨木と言うのは、樹高ではなく、幹回りを言うらしい。樹種は圧倒的に「楠(クスノキ)」が多い。静岡県でもべスト20のうち、12を数える。
また、巨樹に名前が付けられているのも面白い。例えば、将軍杉、太郎杉、頼朝杉など・・みんな名前にちなんだ謂れがあるのだろう。皆様も巨樹に会いに出かけられては如何でしょう?何れにしても地域の宝、大切にして後世に伝えたいものだ。

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この記事へのコメント
巨木のランキングってあるのですね✨
精霊の木ですね。
神社にいくと、背筋がピンと伸びます。
Posted by あい at 2019年02月19日 08:17
  あいさん、おはようございます。

そうなんです、巨樹ランキングありますよ。それは人間が決めたことですが・だれしも、
どれが一番大きいのかな? と思い調べたのでしょうね(笑い)何しろ古い、太い、大
木です。見る価値がありますよ。樹齢を遡り、その時代を想像すると、当時、この地方
はどのようになっていただろうな?人々の暮らしは?いろいろ想像できて楽しくなりま
す。そして人間が生きるなんてちっちゃなもの・・と思えてきます。なかよくしましょ
うね。
Posted by どんぐり70どんぐり70 at 2019年02月19日 09:25
どんぐり70さんこんばんは。

ランキングがあるんですね(^^)
巨木を見る時の見方が変わるな〜とおもいました。
尊いものですね。
ありがとうございます(^^)
Posted by アンドーナッツアンドーナッツ at 2019年02月19日 19:47
  アンドーナツッさん、こんばんは!

はい、ランキングと言うか、誰もが巨樹をみると、「どこの巨樹が静岡県で一番古い
のだろう?と自然に知りたくなります。それで学者が調べてまとめたものでしょうね。
日本で一番というと、かの「縄文杉」でしょうか、樹齢2千年とも・・その時分の日
本はどうなっていたでしょう?人々は?動物たちは?タイムスリップしてみてみたい・・
そう思いませんか?今を生きる我々としては、想像しかありません。地球規模で言え
ば、それでも一瞬、仲良くしましょうね。
Posted by どんぐり70どんぐり70 at 2019年02月19日 20:15
どんぐり70さんのブログをみるようになってから、歴史には、あまり興味がなかったのですが、歴史を知ると楽しいな(^^)と思えるようになりました•*¨*•.¸¸☆*・゚
これからも、楽しみにしています♪
こちらこそ、よろしくお願いします(^^)
Posted by アンドーナッツアンドーナッツ at 2019年02月20日 19:53
  アンドーナツッさん、こんばんは!

歴史はおもしろいいですよ。今を知るにはまず過去を知らなければなりません、そこに
歴史小説の意義がある・・これは、徳川家康や、織田信長を書いた歴史小説家の山岡荘
八氏が書いていた言葉です。その通りだとおもいます。これは、人間ばかりではありま
せん、動物も植物もおんなじだと思います。ご一緒に勉強しましょうね。こんばんは10
時から「歴史秘話ヒストリア(応仁の乱)」がありますよ。平安時代の一大戦争です、
どうして起こったか?どのようになったか?興味深々ですね、みましようね。
Posted by どんぐり70どんぐり70 at 2019年02月20日 20:48
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    コメント(6)