どうする家康

今、NHK大河ドラマで「どうする家康」で取り上げられ家康がブームとなっている。一つの時代を作った人徳川家康、わたしはその家康の一生を描いた山岡荘八氏の全集を持っている。「徳川家康」は、戦後、山岡荘八氏が中日新聞に連載した長編小説だが、書きおらされて全集になったので買った。全18巻ある、いまでもわたしの宝だ。

信長、秀吉と続いた戦国時代が終焉して家康による江戸時代になったのだが、一つの時代を作った武将たちは、いつも信念を持って行動していた。織田信長は、この戦争に明け暮れる日本を無くして平和なみんなが安心して暮らせる国にする、そのためには一族を犠牲しても、切り従えるのだ、という信念。家康は、折角つかんだ天下人、これを無くしてまた乱世に戻らぬために、いかにすべきか。それがあの時代「世襲」ということになった。

信長も家康も、生まれながらにして将軍だったわけではない。母のお腹から生まれ、子供時代があって大人に。一つだけ違うことは、戦場で死ななかったという運の良さがある。あの戦国時代は、立派な考えと志をもった武士でも殺された。だが、二人とも危難はあったが生き抜いてきたのである。

松平郷という辺鄙な山の中から一代にして将軍になり太平の世をつくった徳川家康伝は読むに値するものある、いくら時代が変わっても読んでみてください。

どうする家康


 
この記事へのコメント
時代物はいいですね。
私は今、冲方丁著「麒麟児」を読んでいます。
勝海舟と西郷隆盛です。
日本を変えるという話です。
今の政治家は時代物の本を読んでいるのでしょうか。
Posted by とまとむらとまとむら at 2023年04月03日 19:28
  おはようございます!

「今を知り、これからを語るには、過去を知らなければなりません」
歴史を参考にして、未来に向かって行動を起こさねばなりません。
勝海舟、西郷隆盛は、明治という日本の夜明けに活躍した方たちですね。
奥山方広寺の宝物館に勝海舟の遺物があります。あなたは素晴らしい本
を読んでおられます。
Posted by どんぐり70どんぐり70 at 2023年04月04日 05:55
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    コメント(2)