やさしい子供の心

今日は暖かくなりましたね。家の柿の若葉も春の青空に黄緑色が映え美しい。この柿の葉をみると、いつもこんな話を思い浮かべるのです。

何年か前のこと、こんな記事が新聞に載っていました。その年はやたらと台風が多く山も荒れていました。それで熊のエサも不足して熊が柿を食べに人家に出て、人や家畜を襲い被害が頻発しているというものです。原因はいま述べたように台風により熊のエサ(ドングリ)が落ちて熊の食べ物がなくなり、人の住むエリアに出て襲うようになったというものらしい。
そこでハンターが出動して鉄砲で駆除に乗り出した、というものです。熊が柿をたべるのかどうか知りりませんが、熊としては「生きるために」やむなく人家付近に出て、人間が住むエリアで衝突したものです。

それを聞いた一人の子供が、お小遣いを村の駐在所に持ってきて、これでドングリを買って熊さんに挙げて下い、どうか熊さんを殺さないで・・と差しだしまた。
ほんと、子供の心は美しい。この自然界は、人間様のものだけではないはずだ。思うだけで何にもできない自分が情けない。


やさしい子供の心


 
この記事へのコメント
山の近くで育ちました、
山の中が遊び場でした。
下草刈りをするので山の中はずっと向こうまで見通せます。
昔も動物はいました。
でも境界線があるかのようにしっかり棲み分けが出来ていたんですよね。
Posted by とまとむらとまとむら at 2023年04月06日 19:47
あなたは自然の中で育ったのですね。静かな落ち着いたところで育ちました
ね。ことろでこの子ども本当のことらしいですよ、新聞に掲載されていまし
た。山にくるまを走らせていると、猿やシカに出会う時があります。珍しい
ので、くるまを止めて静まるまで待ちます。可愛かったり怖かったり・・(笑)
Posted by どんぐり70どんぐり70 at 2023年04月07日 18:01
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
やさしい子供の心
    コメント(2)